見出し1補語

補語

・”He is a teacher.(彼は先生です)”の”is”のような単独では意味が不完全な動詞の意味を補う語句(こでは”a teacher”)を補語という。
・”He is tall.(彼は背が高い)”の”tall”や前述の”a teacher”のように形容詞や名詞句が不完全動詞の補語になる。
・”He walks slowly.(彼はゆっくり歩く)”の”slowly”は副詞なので補語ではない
・It looks nice.(それは素敵に見える)”の形容詞”nice”は、動詞”looks”の意味を補う補語である。
・前者は”He is slowly.(彼はゆっくりいる)”と言う英文が成り立たないが、後者は“It is nice.(それは素敵です)”と言う英文が成り立つのが識別するときの目安になる。

不完全自動詞
・上述の”is”や”looks”は目的語を取らないので不完全自動詞と言われる。
・“walks”は、”He walks.(彼は歩く)”のように目的語や補語がなくても英文として成り立つので、完全自動詞と呼ばれる。

不完全他動詞
・“He made her angry.(彼は彼女を怒らせた)”の”made”のように他動詞で、補語の”angry”がないと、“He made her.(彼女を作った)”のように別の意味になってしまったり、意味をなさなかったりするものを不完全他動詞と言う。
・“He made it quickly.(彼はそれを急いで作った)”の” made”は、“He made it.(それを作った)”としたとき、”made”の意味は変わらずに英文として成り立つので、”made”は完全他動詞で、”quickly”は補語ではない。また、”quickly”は品詞としても副詞である。
・前者は”She is angry.(彼女は怒っている)”と言う英文が成り立つのに対し、後者は”It is quickly(それは急いである)”と言う英文が成り立たないのが識別するときの目安となる。

補語の関連項目