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英作文-英語学習の死角
1.英作文をしないと真の英語力は付かない
2.国際社会で、日本を三流国にしている瞬間英作文
3.必要なのは、英会話ではなく、英作文の早期教育
4.英作文の先生がいない
5.高名な英作文の先生は、営業上、英作文ができる振りをしているだけ
6.外国人の先生は、英作文を効果的に教えることができない
7.英作文は、中学1年生レベルの練習が最も効果的
1.英作文をしないと真の英語力は付かない
TOEICで高得点を取る人の中に英語が話せない人がいるのは周知の事実です。そのため英語 を業務で使わなければならない外資系の会社などでは、入社試験でTOEICの成績を重視しなくなっています。
TOEICで高得点を取っているにもかかわらず、英語が話せない人は、中学校で習う基礎文法が分かっていません。暗記力だけで高得点を取っています。そのため、英作文.netの11級さえ受からない人がいるのです。
「書けないことは話せない」ということです。英作文ができなければ、丸暗記したことは話せても、言いたいことや言わなければならないことは、話せませんん。TOEICで高得点を取っても、必要なことが言えなければ、仕事では使い物にならないのです。
2.国際社会で、日本を三流国にしている瞬間英作文
国立大学や私立の一流大学に行った人の中には、半年ぐらいで、英語が話せるようになる人がいます。このタイプの人は、基礎文法を習得しているだけでなく、語彙も5000語ぐらいはあるので、いわゆる瞬間英作文を頭の中ですることにより、英語を話すことができます。
問題なのは、瞬間英作文した英語がネイティブチェックを受けていないことです。いわゆる直訳的英語なので、一行毎に間違いを犯します。英会話のレッスンを受けても、外国人の先生は間違いが多すぎるので、間違いを指摘しません。間違いを指摘していたら、授業が進まなくなってしまうためです。これを1年も続けると、間違いだらけの英語を身につけ、英作文するときにも、誤った英文を書くのに抵抗がなくなってしまいます。
英語文化圏で、こういう英語を話すのは、学校を出ていない下層階級の人達だけだです。世界の代表が集まる国際会議などで、瞬間英作文的英語を話せば、まともに相手にされなくても不思議はありません。日本が国際会議で発言力を増すには、英作文教育をすることが必要です。
3.必要なのは、英会話ではなく、英作文の早期教育
幼児期に英会話教育を受けた人で、中学1年の1学期は英語の成績が良かったのに、3学期になったら成績が落ちてしまったという人が少なくありません。
幼児期に英会話教育を受けると、中1レベルの英語は、何となく意味が分かるため、真剣に英語の授業を受けない傾向があります。その結果、文法的な理解をしないで、丸暗記で良い成績を取ろうとする傾向が強くなり、3学期になって、前置詞句を含む長い文章が出てくると、英文の構造が理解できないため、どうにもならなくなってしまいます。
このタイプの生徒に有効なのが、英作文です。日本語の構造と英語の構造を比較しないと、英作文はできません。英作文をすると、知らない間に英文の構造や考え方が身に付き、英語が分かるようになります。
4.英作文の先生がいない
英作文ができなければ英語は話せません。国立大学に入るのにも英作文は必要です。外国と取引のある会社は全国至る所にあり、英文を書ける人を必要と しています。これほど必要とされる英作文の先生がいないのはどうしてでしょうか。答えは簡単です。他の教科と違って、英作文には決まった答えがないため、先生が答えを暗記して教えるということができないからです。
5.高名な英作文の先生は、営業上、英作文ができる振りをしているだけ
確かに、英作文の本を書いたり、有名な塾で英作文を指導する先生はいます。しかし、英作文で名が通っている先生が英作文に自信があるかというと、実は、そんなことはありません。この人達は、営業上、英作文ができる振りをしているだけです。
それでは、高名な英作文の先生は、なぜ英作文が教えられるのでしょうか。彼らは、受験でどのような英作文の問題が出るか知っています。これだけなら、過去問を調べるだけなので、誰でもできます。高名な先生が普通の人と違うのは、過去問に対して、日本人が書くかもしれない英文を網羅的に作る能力を持っていることです。そして、作った英文のどれが正しく、どれが間違っているかをアメリカ人やイギリス人に聞く能力を持っています。この英会話力があることが、英作文が完全にはできないことの証拠になるのです。
6.外国人の先生は、英作文を効果的に教えることができない
英文科などで、外国人の先生が英作文の授業を行うことがあります。先生は、テーマを与え、生徒は書けることを書きます。先生は間違ったところを添削しますが、効果的な英作文の授業とは言えません。
暗記している正しい英文を繋いで文章を作っても、英作文の力は付きません。力を付けるには、日本語文を英文にすることが必要です。日本人が英文を作ると、日本語を身につけているために起こる問題があります。いわゆる直訳と言われるのが、この典型的な例です。英作文の力を付けると言うことは、日本人が英作文でする間違いを学習することでもあるのです。
与えられたテーマについて、書けることを書いても、間違いは起こります。そこを外国人の先生に直してもらえば、多少の勉強にはなります。しかし、先生が直した英文が、生徒が言おうとしたことと違っていたり、生徒が書いた英文が正しくても、生徒と先生で解釈の仕方が違うと言うことも少なくありません。
この方法でも、生徒が本当に書きたいことを英作文し、先生が直したものを読んで自分の意図したものと違えば、さらに書き直してみてもらったり、先生の書いた英文が納得行かなければ、議論をして、問題点を付き止めるということをすれば、力が付きます。しかし、これができるだけの英語力がある人は、極めて少ないというのが現実です。
あなたが天才でない限り、英作文力を付けるには、簡単な日本語の文を英文にするというトレーニングを大量にすることが必要です。これをしないで、与えられたテーマについて、長い文章を英文で書いても、英作文力は付かないのです。
7.英作文は、中学1年生レベルの練習が最も効果的
最初、英作文.netの一番やさしい級は10級でした。10級は中学1年生で出てくる文型が英作文で使えるかどうかを問う問題です。誰でもできると思って作ったのですが、10人に一人ぐらいしか合格しないのです。
この結果に驚いて、さらにやさしい級を作らなければということになったのですが、中学1年レベルより簡単な問題を作るのは容易ではありません。そこで合格点を下げることにしたのですが、英作文したことは、話したことと違い、証拠として残ることが多いため、安易に下げることはできません。英作文検定試験としての信頼性を保持したまま、どこまで合格点を下げられるか研究した結果、100問で97問正解で合格から、30問で27問正解で合格にすることになりました。それでも、10人に二人ぐらいしか合格しないのです。
中学一年生レベルの構文は、英作文の基本です。このレベルで間違いをすれば、英文を一行書くごとに間違いをすることになります。英作文をしようとする人の10人中8人が、このタイプに入ります。正しい英文を書こうとしたら、中学1年生レベルの英作文を繰り返しやって、間違いをしないようにすることが、多くの人にとって最も効果的な学習法なのです。これは英作文.netの検定試験で判明した事実です。TOEICの点数が900点を超えていても、このタイプに入る人は少なくありません。
アメリカ英文法備忘録-更新情報
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