「コロナウイルスに対する対策は、他にはないのでしょうか」と町会長。

「WHOが新型コロナウイルスが世界に及ぼすリスクは中程度と発表した翌日から、毎日卓球のサーブが連続で100本入るまで練習しています。息子は、帰宅後の詰碁の練習があるので、土日だけサーブが100本入るまで練習しています。」

「サーブが100本入るまで練習すると肺の機能が上がるのですか」と町会長。

「おっしゃる通りです。陽のスポーツだけあって、肺の機能を上げる方法としては最強です。」

「連続して100本入れないと効果がないのですか」と町会長。

「100本連続して入らなくても、肺の機能は上がりますが、100本連続して入れれば、しばらくして腎臓の機能が上がります。腎臓の機能が上がると骨が緩むので、効果に持続性があります。」

「100本連続して入らないと、その時は肺の機能が上がっても、しばらくして元に戻ってしまうということですか」と町会長。

「おっしゃる通りです。3日くらいで元に戻ってしまいます。」

「卓球以外に陽のスポーツはないのですか」と町会長。

「歩くのと縄跳びは陽です。」

「それ以外のスポーツは、全て陰なのですね」と町会長。

「ジョッギングは、走るのと歩くのを交互にすれば陽になります。競技として行えば陰になります。」

「卓球以外のスポーツが陰なのは、どうしてなのですか」と町会長。

「基本的な考え方としては偶然そうなったということです。しかし、なぜかと考えるのが人間のようで、僕も考えてしまいました。スポーツができないと死ぬという淘汰の圧力が加わったことがないためだというのが結論です。」

「確かに、スポーツができないために死ぬようなことはありませんね。だからと言って、スポーツが陰だというのは納得できませんが」と町会長。

「おっしゃる通り、そう考えるのが一般的だと思います。スポーツができないと死ぬという淘汰の圧力が加わったことがないということは、スポーツには人間にとって無理な動作があるということを意味しています。」

「ゴルフのような高齢者ができるスポーツにも無理な動作があるのでしょうか」と町会長。

「おっしゃる通りです。ゴルフはクラブが長いため、腰に問題が生じます。」

「必ず、腰に問題が生じるのですか」と町会長。

「おっしゃる通りです。人間が直立歩行すること自体に、哺乳類としては、不自然なところがあるため、人間は腰椎の5番に問題があります。」

「必ず腰椎の5番に問題があるのですか」と町会長。

「おっしゃる通りです。僕の患者で腰椎の5番に問題がない人はいませんでした。腰椎の5番は重要な治療点です。」

「なるほど。要するに、卓球には無理な動作がないということですね」と町会長。

「おっしゃる通りです。」

2020/2/2