「先ほど話したように、ツボの位置が感覚的に分かる鍼灸師は、経絡治療の効果が分かるので、僕と同じように若返りを目指して自分の治療を毎日します。その結果、全員、50歳になるかならないかという年齢で亡くなってしまいます。この事実は経絡治療の考え方に問題があることを示しています。

また、ビタミンDについて調べたとき、国内でも、ビタミンの研究が進んでいるはずの米国でも、ビタミンDについて書いてあるサイトは強い陰です。陰陽が分かる人はご存知だと思うのですが、強い陰のサイトに書かれていることは9割以上正しいのですが、そのサイトに書かれていることを信じて実行すると、そこに書かれている1%ぐらいの間違いによって、致命的な問題が起きます。

なぜ、このような陰のサイトばかりか考えた結果、若返りにどうしても必要な知識は、潜在意識が筆者のこだわりを突いて、読者が誤って理解するように書かせるのだという結論に達しました。一般的には、副作用を強調して、十分な量を取らせないように書かされたサイトが多いようです。『服用量を多く書いて、問題が起きたらどうするの』的なところを突かれれば、身の安全を考えて本当にそうなのか確信がない副作用まで書いてしまう人が多いのです。製薬会社にも同じような傾向があって、薬の効果より会社の安全性を重視しているところが多いのです。

その経験から、治療に関しては自分で確信できないことはしないし、医学的な常識に反していても、自分で確信できれば行うという方針を貫いてきました。その結果、全員、若死にしているのに、僕だけ長生きしているので、信念を貫くしかないと思っています。」

「なるほど。論より証拠と言うことですね。ところで亜鉛については、どのような考え方をしているのですか」と町会長。

「前にもお話ししましたが、食べ物や漢方や医薬品などを画像で見ると、自分に必要かどうかがわかります。入手して、手に取ってみると、どのくらいの量が必要なのか分かります。亜鉛の場合は50mgの錠剤が2個必要だと感じました。」

「耐用上限量が1日40mgか45mgなのに、1カプセルが50mgというサプリがあるのですか」と町会長。

「アメリカの会社が作っているものなのですが、アメリカの成人の耐用上限量は40mgなので、25mgのカプセルもありますが、こういう製品もあるのです。」

「国産の50mgの亜鉛はないのでしょうか」と町会長。

「アマゾンで検索しても出てきません。日本はビタミンやミネラルなどのサプリは、アメリカに比べると遅れています。僕が若い頃は、ビタミンを飲むのは、病気の人ぐらいで、アメリカ人が毎日ビタミン剤を飲んでいるというのは異常だと考える日本人が多かったですね。自然食品が一番で、ビタミン剤を毎日飲むのは体に悪いという感覚だったと思います。」

「2年半も続けて、銅欠乏症とか、鉄欠乏症にならないのですか」と町会長。

「1年くらい前から銅イオンを、半年くらい前から鉄イオンを摂るようにしています。銅や鉄の欠乏症であることは推定していたのですが、生物学的進化で対応しているようで、欠乏症の症状がでたことはありません。」

「症状が出ないのに、なぜ欠乏症と分かるのですか」と町会長。

「感覚的に分かるということもあるのですが、例えば、味噌汁を作る鍋を鉄製の錆びるものに変えてから、僕も息子も明らかに体力が上がっています。」

「なるほど。飲まなくても問題はないが、飲めば体力が上がるわけですね」と町会長。

「おっしゃる通りです。ですから、欠乏症と言うより、潜在的欠乏症と言った方がいいのでしょうね。」

「日本人は、皆、亜鉛の潜在的欠乏症なのでしょうか」と町会長。

2019/11/12
※僕の場合は、吸収しやすいピコリン酸亜鉛だと50mgの錠剤が1個で済みます。息子の場合、体質が違うので、普通の50mg亜鉛の錠剤1個で済みます。
※天才系の人は、元々医療系なので、脳が緩めば必要な量は自分で判断できるはずです。しかし、判断できるようになっても、潜在意識に欺かれる可能性は高いと推定しています。
※天才的な鍼灸師、深谷伊三郎は、例外的に74歳で亡くなっています。深谷伊三郎が早死にしなかったのは、大腸経のツボ、臂臑の重要性に気がついたためです。