「自覚症状がなくてもアミノ酸の欠乏症ということがあるのですね」と町会長。

「おっしゃる通りです。」

「僕も、もしかしたらアミノ酸の欠乏症かもしれないのですか」と町会長。

「酸っぱいみそ汁を飲んで、胸部が緩む感じがすれば、アミノ酸の欠乏症だと思います。」

「僕には、アミノ酸の欠乏症の人に特有の特徴があるのですか」と町会長。

「アミノ酸の欠乏症の人は、パンや麺類などの消化がいい食べ物を食べても太りません。」

「なるほど。確かに、そういう傾向はありますね」と町会長。

「ダイエットなどをしようと思ったことがない人は、アミノ酸の欠乏症の可能性があると思います。」

「確かに、ダイエットして痩せようと考えたことはありません」と町会長。

「もう1つの特徴は、筋肉が固いことです。僕の場合、足のすねの筋肉が骨みたいに固くなっていました。」

「筋肉をゆるめるには、味噌汁に豆腐を入れて、毎日、温め直して飲めばいいのですね」と町会長。

「それが、暖かい5月の休日に大失敗をしています。」

「『大失敗』と言いますと?」と町会長。

「暖かい5月の休日の昼頃、味噌汁を温め直して食べようとしたら、腐敗臭がしたのです。」

「それでも、一口飲んでみたのですね」と町会長。

「味噌汁が陰になっていたので、すぐ捨てました。」

「味噌汁が腐ると、腐敗臭がして陰になるのですか」と町会長。

「おっしゃる通りです。」

「それでは、5月以降はアミノ酸がたっぷり入った味噌汁を作るのは難しいということですか」と町会長。

「1日2回味噌汁を1、2分沸騰させるようにしたら、腐敗することはなくなりました。」

「味噌汁を沸騰させれば、腐敗菌が死んでしまうのですね」と町会長。

「おっしゃる通りです。問題なのは、コウジカビが50℃くらいで死滅してしまうことです。」

「味噌汁を沸騰させると腐敗菌も死滅するが、コウジカビも死滅してしまうということですか」と町会長。

「おっしゃる通りです。困ったことに、腐敗菌の方が熱に強いのです。」

「それでは、どうしたらいいのですか」と町会長。

2021/7/12

<水道後記33>
キッチンの北側を掘っても水道管の亀裂が発見できない可能性が高くなったので、水道管は計画通り、立水栓の近くでポリエチレン2層管と繋ぐことにした。

内径13ミリと内径20ミリの水道管が平行に走っているのを発見した場所に戻り、東に向かって掘ってみることにした。1メートルほど掘ると、2本の水道管は両方ともエルボと呼ばれるT型継ぎ手で門に向かって方向を変えていた。

南に向かって掘ってみたが、30センチほど掘ったところで、立水栓の近くでポリエチレン2層管と繋ぐという最初の計画が簡単にはいかないということに気がついた。どこまで掘ったら、2本の水道管に、どのような形で接続すべきなのかが分からないからだ。筆者はこのまま10メートルも掘り進む気はなかった。『10メートル掘り進んだとしても、更に2本の水道管が平行に並んで門に向かっている可能性がある』と思った。

この時点で10月半ばになっていたので、今年の工事はここまでにすることにした。『今年の冬は、どこまで寒くなるのか分からない。今から防寒対策を始めるしかない』と思ったからだ。<続く>

2024/6/25