「先ほど話した1級建築士の場合、生物学的進化がわずかに遅れているため、脳の経絡的な機能低下があるレベルまで進むと、突然、記憶力が低下して仕事ができなくなってしまうというようなことが起こるのです。」

「体力があって、記憶力もよく、髪の毛は黒々ふさふさで、薬も効く、うらやましいようなタイプですが、問題もあるのですね」と町会長。

「おっしゃる通りです。僕は、3年ぐらいで1級建築士の経絡的な機能低下が限界点に達すると予測していたので、仕事に使っている陰の車を分解して処分するように勧めたのです」

「そうしないと、3年くらいで薬が効かなくなって、再び仕事ができなくなってしまうということですか」と町会長。

「おっしゃる通りです。しかし、しばらくして話をしたとき、コロナのお陰で仕事が忙しくなり、車を処分するどころではなくなってしまっていることに気がつきました。」

「フォスファチヂルセリンが効いて記憶が戻ったら、運よく、テレワークに関係した仕事が次から次へと入って来たということですか」と町会長。

「おっしゃる通りです。それで、『陰の車を処分しないのであれば、詰碁を毎日するしかない』と言ったのですが、『囲碁はできない』という返事が返ってきました。」

「英作文でも、よかったのではありませんか」と町会長。

「おっしゃる通りです。しかし、英語が苦手なのは分かっていたので、詰碁をするように言ったのですが、囲碁ができないのでは話になりません。」

「それでは、仕事ができなくなって、早死にするしかないということになりますね」と町会長。

「おっしゃる通りです。仕方がないので、『僕のやっているサイトの有料会員になれば、特別に細かい指導をしますが』と言ってみました。」

「それで、どうなったのですか」と町会長。

「どうも、建築士というのは特殊な仕事らしく、仕事がないときには、全くないということで、今回のように次から次へと仕事が入ってくるのは、人生、初めての経験だったようです。」

「それでは、英作文なんかやってられないということになりますね」と町会長。

「おっしゃる通りです。そのときは、それで話が終ってしまったのですが、半年ほどして、また、話をする機会がありました。」

「半年後では、コロナの真っ最中でしょうから、テレワーク関連の仕事も、まだまだ忙しいということですね」と町会長。

「おっしゃる通りです。それに加えて、バリアフリーの仕事も次から次へと入るようになったと言っていました。」

「1級建築士がかかわるバリアフリーの仕事というと、高齢者が生活しやすいように住宅を改造するという仕事になるのですか」と町会長。

「おっしゃる通りです。」

2021/10/20

<水道後記44>
問題の複合継手は、TBCのブロンズの継手5個とSKXの異種管継手2個で作ったのだが、抜けてしまうのはTBCの継手だけだった。

筆者は、アマゾンにおいても、楽天においても、プロが部品の購入に使うモノタロウというウェブにおいても、ポリエチレン管関係でメイジャーなのはTBCであることに気がついていたので、
『TBCのブロンズの継手に問題があるのではなく、筆者の継手の使い方に問題があるのだ』と思った。

しかし、SKXの異種管継手は八角形のナット状の部分を手で強く締めただけで、離脱防止金具
を締めていないのに、抜け落ちたりはしなかった。そこで、筆者はSKXソケットだけで複合継手を作って水漏れの実験を最初にすることを決めた。そして、SKXのT字型継手やL字型継手を買い足した。

実験では、複合継手の元栓から来るポリエチレン管に繋ぐ部分に、ホースを使って立水栓に繋ぐ予定なのだが、反対側の内径13ミリと20ミリの塩ビ管に接続する側に蓋をして水が漏れないようにしないと水漏れの実験はできない。

幸いなことに、SKXもTBCも継手と同じ構造のパイプエンドを作っていたので、実験用の蓋として2つずつ購入した。<続く>

2024/10/4