「ところで、ニュージーランドの死者数が0のとき、感染者発見率が無限大になってしまうということでしたが、感染者発見率は感染が進むに従って低下していくものなのですか」と町会長。
「5月4日と14日の感染者発見率は、日本29.5→23.4、米国17.1→16.5、シンガポール1010.3→1206.8、オーストラリア71.5→71.2、ニュージーランド56.8→54.7、ドイツ24.4→22.3、フランス5.6→5.2、イギリス6.6→6.9、イタリア7.2→6.7です。」
「日本は29.5から23.4に急激に低下していますね」と町会長。
「連休中に、コロナウイルスの検査がほとんどされていないようです。」
「なるほど。日本のコロナウイルスの検査は連休に弱いのですか」と町会長。
「おっしゃる通りです。個々の日本人が、連休中にどういうコロナ対策をしたかということも感染率の低下に影響を及ぼしますが、データーがないので何とも言えません。」
「シンガポールは、1010.3から1206.8に上がっていますが、他の国とは桁数が違いますね」と町会長。
「シンガポールは感染者が急増しても、しっかり対応しているということですね。」
「シンガポールは、どこの国もできないことをやっているということですか」と町会長。
「おっしゃる通りです。」
「それって、もしかすると、シンガポール人の方が日本人より優秀だということになるのではありませんか」と町会長。
「そうなんですよね。」
「日本よりシンガポールの方がアフリカに近いのではありませんか」と町会長。
「そうなんですよね。」
「『アフリカから離れるにしたがって体力は低下するが、脳は進化する』という仮説は間違いだったのですか」と町会長。
「ウィキペディアによると、シンガポールの住民の74%が華人です。」
「『華人』と言いますと?」と町会長。
「中国系の商人のことで、華僑とも言います。」
「シンガポールは、住民の74%が商人なのですか」と町会長。
「ウィキペディアでは、中国系住民をさして『華人』と言っていますが、商人だとは言っていません。」
「それでは、どうして、商人だと分かったのですか」と町会長。
2020/5/18
<ムクドリ14>
ネットを通路に張って2日経った時、キンモクセイが鳥を呼び、イノシシを呼ぶことに気がついた。このキンモクセイの剪定は、枝を透かして幹が見えることにこだわった。その結果、直径が3メートルの筒状のキンモクセイが5メートルほどの高さになっていた。このキンモクセイがあると、鳥もイノシシも隠れやすいので安心なのだろう。
そこで、このキンモクセイを仕立て直して、2メートル位の高さの幹を見せることにこだわった、どこにもないようなキンモクセイにしてみようと考え始めた。
ちょうどその頃、アマゾンで注文した液晶画面が付いていない金属製のアナログなラジオが届いた。早速、鷲の声が入っているマイクロSDカードを挿入してみたが音が出ない。中国人は、脳の機能低下で、アナログなラジオでさえ完全なものが作れなくなっているのだ。しかし、よく見ると、USBメモリーが使えそうな差し込み口が付いていた。試しに、鷲の声が入っているUSBメモリーを差し込むと、鷲の鳴き声が大きな音で流れた。<続く>
2023/5/1
