「それでは、アフィリエイターのトッププロがどうにもならない時に、利益を上げるためのサイトを作るにはどうしたらいいかという情報が頭の中に降って来るということですか」と町会長。

「おっしゃる通りです。例えば、サイトの記事をどういう人に、どのくらいの値段で頼めば、効果的な記事が書いてもらえるかと言うようなところまで分かるようです。」

「すごい能力ですね」と町会長。

「そして、こういうキーワードで検索する人には、こういう商品が売れるというところまで分かるようですよ。」

「それだけの能力があれば、利益が上がるサイトを作るのは簡単だということですね」と町会長。

「おっしゃる通りです。それで、商人系と言う特別に進化した人間がいるのではないかと考えたら、僕の周りにも、そういう人間が数人いましたね。」

「その人達が、皆、肺虚だったのですか」と町会長。

「おっしゃる通りです。」

「なるほど。商人系という特殊な進化をした人間がいることが理解できたような気がします。シンガポールは、国民の74%が商人系なので、感染者発見率が1206.8などという途方もない数字になってしまうのですね」と町会長。

「おっしゃる通りです。シンガポールの商人系は、日本の商人系ほど頭は良くないと推定していますが、国民の74%が商人系なので、平均的な知力が日本人の平均的な知力より高いのだと思います。」

「なるほど。商人系同士を比べれば、日本の商人系の方が頭がいいのですか」と町会長。

「進化論的には、そういうことになります。感染者発見率が高いのは、商人系は肺が弱いので、新型コロナウイルスが恐ろしいのです。」

「それで、感染者を徹底的に追跡調査するということになるのですね」と町会長。

「おっしゃる通りです。能力が高いだけでなく、勤勉なので、普通の人間ができないレベルで徹底的にやってますね。」

「香港や台湾も、華僑が多いのではありませんか」と町会長。

「おっしゃる通りです。台湾は、国として扱われ、グラフに表示されますが、残念ながらデーターが間違っています。例えば、5月28日の感染者数は0.29、死者数は18.52です。」

「確かにおかしいですね。死者数が感染者数より多いということは、死者数の中に感染しなかった人が入っていることになりますね」と町会長。

「おっしゃる通りです。香港は中国の一部なので、グラフには表示されません。しかし、香港や台湾は、ニュースを読むと、新規感染者がほとんどいないくらい、しっかりと新型コロナウイルスの対策をしています。」

「なるほど。商人系の華僑は、香港や台湾でも、しっかりとコロナ対策をしているということですか」と町会長。

「おっしゃる通りです。」

「香港や台湾で華僑が新型コロナウイルスの感染の拡大をしっかり抑えているのに、シンガポールが抑えられないのは、季候の違いによるということですか」と町会長。

「おっしゃる通りです。香港や台湾は、亜熱帯で四季があり、現在は雨季にあたります。シンガポールは、熱帯で、一年中熱中症になるような気温なので、脳の機能が落ち、原初的な自然免疫力が低下している人が多いのかも知れません。」

「なるほど」と町会長。

2020/5/27

<筆者の一言>
連休最後の日曜日に梅澤さんに電話をした。『アトピーはどうですか』と聞くと『まあまあです』という答えが返ってきた。『爪を緩めても、その分肥田式をする回数を増やすと、アトピーは良くならないですよ』と言うと、『フムフム』という、なんとなく余裕ありげな返事が返ってきた。『漢方薬を飲めば、さらに皮膚を緩めることができますが、その分肥田式を増やすと、アトピーはよくならないですよ』と言うと、再び、『フムフム』という余裕ありげな返事が返ってきた。

梅澤さんは薬が効くタイプなので、これ以上飲む薬を増やしたくないということのようだ。薬を増やすくらいなら多少のアトピーは我慢するということだ。『フムフム』という余裕ありげな返事をするところを見ると、動体視力は十分上がっていて、全日本トップクラスの人と試合をしてみたら、梅澤さんのサーブが返せなかったのだと推定した。

サーブが全部サービスエースなら、最悪でもジュースで、負けはしない。相手はプレッシャーでジュースになる前に精神的に潰れてしまうだろう。梅澤さんが全日本で優勝すれば、卓球用品の販売も増えるだろうし、卓球教室にも全国から生徒が集まるだろう。しかし、スーパー東大系の梅澤さんは、常識に反するようなことはしないかも知れない。40代で全日本に出場して優勝しようとすることは、常識ある社会人がすることではないと考えるかも知れないのだ。

『今月は、いつが空いているのでしょうか』と聞くと、『20日か27日なら大丈夫です』と言うので、『今月は決算で忙しいので、27日にお願いできないでしょうか』と返事をした。

<ムクドリ21>
詰碁を1問もやっていなかったが、ここが勝負どころだと思ったので、即座に、金槌と釘とネットと脚立を持って茶室の南西にある戸袋に向かった。

戸袋につくと、屋根の上の方で『ピヨピヨ』という鳴き声が聞こえた。『やったね。思った通りだ。ウィキペディアが正しいのだ』と思った。ムクドリのひなは『ピヨピヨ』とは鳴かない。間違いなく雀のひなだ。屋根の上には樫の木の枝が伸びて来ているが巣は見当たらない。

脚立をはしごのように戸袋にかけて、戸袋と屋根の間を見たが巣はない。『ピヨピヨ』という鳴き声は続いている。巣を見つけるのは諦めて、戸袋の上に釘を数本うち、ネットを釘に引っ掛けて戸袋の周りを囲えるようにした。

ネットを釘に引っ掛けていると、戸袋の上部で『ピヨピヨ』という声がしているのに気がついた。巣は戸袋の中にあるのだと思った。茶室は100年は経っている建物で、最近は使っていない。雨戸は閉めてある。戸袋には戸が入っていないので、巣が作れるのだろう。戸袋は木製で、下部に直径15センチほどの穴が空いている。ここから雀は戸袋の中に入ったに違いない。<続く>

2023/5/10