「もし、渡辺さんが言うように、米国の3世代も進んだAIを使って、トランプ大統領がこの選挙戦を戦って来たということになると、なぜトランプ大統領は選挙に負けることになってしまうのですか」と町会長。

「トランプ大統領は、前回の選挙よりもきわどい選挙戦で勝って、絶対に大統領になるべきではない、頭のおかしいやつが大統領になってしまったと世界中の知識人が思うように選挙戦をしたと推定しています。」

「しかし、負けてしまったのでは、そんなことをしても意味がないと思いますが」と町会長。

「負けてしまえば、意味がありませんが、正確に選挙結果を予測して勝った場合には、核戦争を起こしたとき、ついに頭がおかしいトランプ大統領がやってしまったということになります。」

「しかし、トランプ大統領は失敗してしまったのですよね」と町会長。

「僕の研究では、ベイズ統計学をマスターしている人がAIを設計すれば、正確な選挙結果の予測が可能だと思っていました。」

「『ベイズ統計学』と言いますと?」と町会長。

「ウィキペディアの『トーマス・ベイズ』に、『イギリスの長老派の牧師・数学者、哲学者である。ベイズの定理の特殊な場合についての証明が死後発表されたことで知られる』という説明があります。」

「その牧師が統計学を考案したのですか」と町会長。

「統計学を考案したのではなく、カントが科学を分析して分析哲学を創始したように、科学の原理を分析して数学的に表現しようとしたのだと思います。」

「科学の原理を数学的に表現しようとしたのですか」と町会長。

「おっしゃる通りです。死後発表された定理は、後にラプラスが再発見して、統計学と結び付けられます。」

「『ラプラス』という名前は、昔聞いたことがあるような気がします」と町会長。

「解析幾何学の『ラプラス変換』というのが有名です。」

「『ラプラス』は有名な数学者なのですか」と町会長。

「おっしゃる通りです。」

「なぜ、ラプラスの統計学をマスターしている人がAIを設計すれば、3世代も進んだAIの設計が可能なのですか」と町会長。

「ラプラスによる統計学への応用は18世紀に行われたのですが、第二次世界大戦が始まるまで、否定的な学者が多かったのです。」

「第二次世界大戦で何が起こったのですか」と町会長。

2020/11/18

<パナソニック乾燥機NH-D502P後記6>
裏蓋を外しても、内部の管が見えないことが分かっていながら、なぜ、乾燥機の裏蓋を外したかというと、乾燥機内部での水の流れを理解する手がかりが欲しかったからだ。

NH-D502Pの底部は四角いお盆のように周りが盛り上がっていて、裏蓋を外すと後部では、高いところでは25ミリ、低いところでは8ミリほど盛り上がっている。

後部の盛り上がっている部分には、ネジ用の穴が空いていたり、アース線をねじ止めしてある隣には、アース線をホールドするために内側からプレスして押出し、横からアース線が通せるようになっている。アース線が通してある穴の1番低い部分が底部から4ミリくらいの高さなので、1番先にここから水漏れすると推定した。ネジ穴はもう少し高い位置にあった。そして、角のプレスした部分にも隙間があるので、ここからも水漏れすると推定した。

アース線をホールドするために内側からプレスして押出した部分は、形だけは
ホールドしているように見えるが、実際には、ホールドする機能はない。アース線が引っ張られた時、何の役にも立たない形だけのものだ。役に立つようにするには、小部品を作ってネジ止めして、アース線をしっかり抑えることが必要だろう。プレスして穴を開けた部分は、単なる飾りに過ぎないので、アース線の横から水漏れさせるために開けた可能性がある。アース線が止めてあるあたりから水漏れすれば、ちょっと怖い。すぐ横に、電源への接続コードも出ているので、かなり怖い。しかし、パナソニックが意図的にこういう設計をしたのであれば、感電するような事態にはならないと推定した。意図的にこういう設計をしたのであれば、感電事故が起きて警察が介入するような事態は避けるはずだ。

乾燥機の底部を見ると、表側から8センチぐらいのところに長さ6センチぐらいの空気穴が4つ、その3センチ後ろにも、同じ大きさの空気穴が4つ打ち抜いてあり、さらに3センチ後ろにも、同じ大きさの空気穴が2つ打ち抜いてあったが、ここからは水がたれてはいなかった。ネジ穴と思われる小さな穴もいくつかあったが、ここからも水はたれていなかった。

次に、僕が接着したジャバラホースを乾燥機の底面から2センチ位のところで、切断してみた。切り離したホースの中を見ると、少し濡れていた。水はホースの中を通過するのだ。本体側に残された2センチ位のホースの中に切断されたビニール管があったので、箸を突っ込んでみると乾燥機の底面を越えて入って行くことが確認された。一言で言えば、僕が接着したジャバラホースには問題がないことが確認されたことになる。<続く>

2023/11/1