<しかし、記録的大敗を更新!>

丸善スポーツの卓球場に行くと、なんと、全員が練習を止めて、「こんばんわ」と挨拶して来た。卓球の試合を梅澤さんとやるようになって10年くらい経つが、こんなことは1度もなかった。いつもは、僕が入り口で「こんばんわ」と言うと、「こんばんわ」という挨拶が返って来るパターンだった。2階に行っても、皆、練習を止めて「こんばんわ」と一斉に言って来た。「どうして」と聞きたかったが、「無理」と思った。「きっと、これは永遠の謎になるのだろうな」と思った。

梅澤さんは、お嬢さんにドライブを打たせて、ショートで返す練習をしていた。近くで見ると、梅澤さんは、だいぶ痩せたようで、ほほがそげていた。「ほほがそげちゃっていますけど」と言うと、「体重コントロールをしています。これがベスト体重です。ここまで体重を落とすと卓球が強くなります」と言った。しかし、10年以上の付き合いになるが、ほほがそげた梅澤さんは見たことがなかった。

そして、「今日は、どのくらいのレベルにしますか」と余裕を感じさせる質問をして来た。「全力でお願いします」と答えた。練習で打ち合ってみると、先月ほどのスピードはなかった。ちょっと速めに打ってみると、動体視力が低下しているのが分かった。「これなら1セットは取れるな」と思ったが、試合が始まると、ずるずるポイントを取られ、1セット目は、1本も取れなかった。2セット目も同じだった。梅澤さんとフォアで打ちあったのが、ネットにかかって1本取れたが、これがなければ1本も取れなかった。3セット目も1本しか取れなかった。

試合が終わってから、「今日は、0,1,1で負けてしまいました」と言うと、「これは記録ですね」と嬉しそうに言った。「ネットにかからなければ、2セット目も0だったのに」と残念そうに言った。

梅澤さんは、脳は大事にしたいので、走るのはやめて、体重コントロールでやることにしたのだそうだ。卓球は年を取ってもやりたいということだった。

<肥田式の効果が落ちてしまった>

効果測定のための試合は無料でやってもらっているので、前回の試合の6日後に、丸善スポーツにお礼に伺った。最初の頃は、社長と梅澤さんにビールを半ダースずつ持って行っていたが、社長が「僕へのお礼はいらない。梅澤だけでいいよ」と何度も言うので、今は梅澤さんにビールを半ダース持って行っている。

最初に「お嬢さんはどうでした」と聞くと、梅澤さんは「えっ?」と質問を理解しなかった。

「日曜日の八王子オープンですよ」と言うと、「8位でした」答えが返って来た。

この前の試合のときに、「八王子オープンは歴史があって、全国から強いのがやってくるから、この前の東京都の試合とは比べ物にならない」と聞いていたので、「なるほど」と思った。

「肥田式の効果が落ちてしまったのは、どうしてだか分かっているのですか」と聞くと、少し間があって、「肥田式ってなんのこと。僕がやっているのは梅澤式ですよ」という答えが返って来た。

僕は梅澤さんのサーブをつっつくことはしない。フォア前に来ても、フォアかバックで打つ。梅澤さんは、それがずっと気に入らなくて、何度もやめさせようと、色々なことを仕掛けてきている。梅澤さんはフォアハンドの威力がないので、サーブでポイントを取るか、返ってきたら絶妙のコントロールで3球目を決めるというのが基本スタイルだ。そのスタイルで全日本に出場して来たので、素人の高齢者にサーブを打たれるというのが気に入らないのだ。

ところが、今回の試合では、最初の練習でも僕に打ち勝つし、絶妙にコントロールされたフォア前のサーブをつっつくしかなかったので、「参りました」と言うのを待っていたようだ。そして、その後言うセリフも決めていたのに違いない。ところが意に反して、「お嬢さんはどうでした」と聞いたので、言葉に詰まってしまったのだ。

「肥田式の効果が落ちてしまったのは、どうしてだか分かっているのですか」と言ったので、思いっきり驚いて、再び、言葉に詰まってしまったのだ。それで、考えた末「肥田式ってなんのこと。僕がやっているのは梅澤式ですよ」と言ったのだ。

「経絡の連動性について、以前、話したのを忘れてしまっているでしょう」と言うと、今度は「忘れています」という素直な答えが返って来た。

「梅澤さんのご両親は50歳を過ぎているでしょうから、老化が加速しはじめる年頃です」と言うと、「両親は52歳です」と言う。経絡の連動性が理解できていないようで、「うちは長生きの血統で、90歳を超えたおばあちゃんがいます」と言って、長生きの系統だから大丈夫だということを強調した。

「年をとっても陰陽が分かる長生きの系統なんですね。しかし、90歳を超えたおばあちゃんがいたら最悪です。そのくらいの年になると、陰陽が分からなくなって、陰の物を食べたりするので、老化が加速し、連動して、ご両親の老化が加速し、梅澤さんの動体視力が落ちてしまいます。もし、ご両親が陰のスマフォでも持っていたら、20キロ走ろうと30キロ走ろうと、どうにもなりませんよ」と説明した。

「梅澤さんは、やっと経絡の連動性が理解できたらしく、会話を続けるのが困難な状態になってしまった。自分のスマフォは、陽のものに変えたが両親のスマフォに対して何の手も打っていなかったことに気がついたのだろう。」

僕はもう方法がないと思っていたが、今までどうしてもできなかった体重コントロールをきっちりやって問題を解決しようとしているのが、今回の試合で分かった。そして、自分の技術を見つめ直し、ツッツキとショートを強化した、動体視力をあまり使わないで済む地味なスタイルに活路を見いだそうとしているようだ。

スーパー東大系は、動体視力が極めて高いのだが、手足の位置などに間違いないか確認しながら卓球をするので動体視力を浪費してしまう。ツッツキとショートを強化した、地味なスタイルに徹すれば、動体視力の浪費が大幅に改善される。動体視力が元々極端に高いので、大きく動かなければボールは見えるのだ。両親が陰のスマフォを陽に変えれば、老化が進むのは遅くなるが、サーティースで優勝できるかどうかは見当がつかない。

90代のおばあちゃんが二人いるということなので、もし、亡くなるようなことがあれば、その半年後あたりに、誰が見ても分かるほど老化が進んでしまう。

2020/2/9

<< 卓球に惨敗したもう一つの理由にやっと気がついた。>>

僕は卓球のラバーは陰の物しかないと思い込んで、日本製の陰の表ソフトを使っていた。そして、中国製のラバーに陽のものがあることに気がつかなかった。

最大の失敗は、動体視力が上がって、ラケットを重いものにしなければ、サーブが入らないことに気がついたために起こった。梅澤さんに最も重いラケットを頼んだら、剛力というラケットを取り寄せてくれた。ラケットの重さにこだわっていたため、陰陽のチェックをしていなかった。体力が上がると、強い陽の物は触るとすぐわかるが、強い陰の物は触っても分からない。剛力を持っても問題は感じなかった。

ラケットが陰だと、顔の皮膚や頭皮が緩まない。そのため、サーブをバックから入れても、肺の機能はあまり上がらないはずだが、若干上がったのを大きく上がったと勘違いしていた。剛力をラバーごと焼却したら、顔と頭の皮膚が緩みだした。上気道がなかなか緩まず、鼻風邪を引いた状態だったのも改善し始めた。小脳の軟膜が緩まず、苦戦していたが、それも改善して来た。小脳の機能が上がれば、運動能力が上がるので、来月の対戦成績は良くなるはずだ。

2020/2/15