「孟宗竹を5本地面に並べたら、何日かイノシシの気配が全くありませんでした。雪が降った日もあったのですが、イノシシの行動には影響を与えませんでした。」

「雨だとミミズが地表に出てくるのでしょうが、雪だとミミズの臭いがしないためなのでしょうか」と町会長。

「おっしゃる通りだと思います。雪に地面が覆われたら、ミミズの臭いがするはずはありませんよね。」

「それでは、長期間雪に覆われる東北とか北海道には、猪はいないのでしょうかね」と町会長。

「北海道には元々猪はいないようです。しかし、北海道でイノブタの養殖を試みた業者が何人もいて、そこから逃走したイノブタが現在でもいるようです。ウェブを見ると、新潟ではイノシシ騒ぎがあるようですが、さらに北の青森では極めて少ないようです。」

「雪に覆われて、ミミズが食べられない期間が長くなると、イノシシは生息できないということでしょうか」と町会長。

「その可能性は高いと思いますね。」

「なぜイノシシはミミズが必要なのでしょうか」と町会長。

「あまり知られていませんが、古来、ミミズは地竜という名前の漢方薬として使われています。」

「何に効くのですか」と町会長。

「漢方では、気血の巡りが悪いときに、症状に応じて他の漢方薬とともに使われることが多いようです。」

「『気血の巡りが悪い』とは、先ほど言われた気の流れが悪くなり、血液などの流れが悪くなるということでしょうか」と町会長。

「おっしゃる通りです。漢方薬というのは、古来、医師が処方したようですが、民間に伝承した民間薬としても使われています。」

「民間薬としては、どういうときに使われるのでしょうか」と町会長。

「解熱、鎮痙、利尿、解毒薬などとして使われてきたようです。」

「猪には何の効果があるのでしょうね」と町会長。

「僕も、そう思って、ミミズの画像をチェックしてみたら、督脈が緩むことが分かりました。」

「督脈と言いますと?」と町会長。

2019/12/24