「中国では、医師になるための才能を持った人が医師になっているということは、日本では医師になるための才能を持たない人が医師になっているということですか」と町会長。

「おっしゃる通りです。陰の病院が多いのを見れば、一目瞭然です。医師の才能を持っている人なら、陽の病院を造ります。」

「なるほど。体力がない人が陰の病院に入院すると、体力の低下で病気が悪化してしまいますね」と町会長。

「それだけではありません。陰陽が分からない医師は陰の薬をだすことことがあるので、病状がかえって悪化したりします。」

「日本は、どうして、そんなことになってしまったのでしょうか」と町会長。

「明治以来、日本は西洋の学問を学び続けてきたため、西洋の出来上がった知識を学んで正確に使えるという能力を持った人を東京大学が必要としたためかもしれません。」

「出来上がった知識を学んで正確に使えるという能力を持った人を東京大学が必要とすると、天才系は医師になれないのですか」と町会長。

「おっしゃる通りです。東大の入学試験を研究すると、数学や物理、化学などの問題に必ず3桁の足し算で繰上りのあるものが出てきます。天才系は、3桁の足し算であれば、小学校に行く前に暗算でできる人が多いと思いますが、繰上りがあると間違えてしまうという特徴があります。それだけではなく、他にも些細な間違いを採点で重視するため、天才系が入学できません。」

「天才系というのは、間違いをするのですか」と町会長。

「おっしゃる通りです。創造力がある人間は、間違いをするという特徴があります。東大に入れるのは間違いをしないタイプの東大系と僕が定義するタイプです。」

「なるほど。それで天才系は東京大学に入れないのですね」と町会長。

「僕がやっていた英会話スクールに、日立のコンピューターの生みの親と言われる人が来ていました。その人は東大を出ていましたが、超天才でした。」

「なるほど。超天才であれば、東大に入れるのですね」と町会長。

「超天才が東京大学の過去問を徹底的に研究すれば入れると推定しています。」

「それでは、私立大学の医学部であれば、天才が入れるのではないでしょうか」と町会長。

「私立大学の医学部の入試問題を研究したことがないので、理由は分かりませんが、外科の天才的な能力を持っている女性が、私立の医学部に入れず、歯学部に入ったという例を知っています。」

「歯学部であれば、天才でも入れるのですか」と町会長。

「天才で私立の歯学部に入った人を、もう1人知っていますが、必ず入れるかどうかについては分かりません。」

「ヨーロッパとか、アメリカはどうなのですか」と町会長。

「ヨーロッパとか、アメリカの入試問題はおおらかです。重箱の隅をつつくような問題は出しません。また、毎年新しい入試問題を作るなどと言うことはしないで、まとめて作った問題を使いまわしています。」

2020/2/25