「先ほど、ミミズで督脈が緩むと言いましたが、もう少し正確に言うと、ミミズを食べると神経系が緩み、その結果として、延髄と背骨が緩みます。肥田式で人間に起こるのと似通ったことがイノシシに起こるのです。」

「肥田式で延髄が緩むのですか」と町会長。

「おっしゃる通りです。肥田式で腰をそらせるのは、延髄を緩めるためです。腰をそらせなければ、延髄は緩みません。」

「延髄が緩むと背骨が緩むのですか」と町会長。

「おっしゃる通りです。上達すると背骨だけでなく、全身の骨が緩むようになります。」

「それでは、ミミズの場合は、神経系が緩むのに対して、肥田式の場合は骨が緩むのですね」と町会長。

「おっしゃる通りです。肥田式の場合、骨が緩んだ結果として神経系が緩みます。ミミズの場合、神経系が緩んだ結果として、延髄と骨が緩みます。」

「どちらも骨と神経系が緩むのですね」と町会長。

「おっしゃる通りです。骨が緩むと、鍼灸の治療のように3日で元に戻ってしまうというようなことはありません。」

「毎日やれば、蓄積効果があるということでしょうか」と町会長。

「できる人の数が少ないので、大雑把な推定になりますが、体質による個人差があり、3カ月から1年ぐらいではないかと思います。」

「蓄積効果が3カ月の場合、3カ月後に能力が最高点に達するということになるのですか」と町会長。

「おっしゃる通りです。蓄積効果が1年の場合は、1年後に能力が最高点に達するということになります。」

「どういう人が蓄積効果が短く、どういう人が長いのでしょうか」と町会長。

「データーが少ないので、大雑把な推定になりますが、簡単に肥田式ができた人は蓄積効果が短く、簡単にはできない人が蓄積効果が長いと推定しています。」

「蓄積効果が限界まで達した場合、それ以上能力を伸ばすことはできないのでしょうか」と町会長。

「肥田春充が玄米菜食をしたのは、限界値を上げるためです。」

「玄米菜食をすると、蓄積効果が大きくなるのですか」と町会長。

「蓄積期間が長くなることはありませんが、蓄積効果は大きくなります。」

「玄米採食をすると、皮膚や筋肉、内臓の可動性が上がるということでしたね」と町会長。

「おっしゃる通りです。」

2020/1/25