「肥田式などの気功治療をしたり、陰の物を処分したりして、動体視力は上がったのですが、動体視力が上がるとミスが多くなります。この現象については、10年以上前から気がついていました。

動体視力は、肥田式で毎日上がっているので、昔は考えられなかったほど動体視力は上がっています。しかし、僕より動体視力が高い人は、ごろごろいます。そういう人の多くは、頭の回転が速くて、人の気がつかないことに気がつくという特徴があるのですが、ミスが多いために大学に入学できません。卓球は、サーブやフォアハンドがまともに入らないので、強くはなれないのです。」

「要するに、強い陰の茶道具を処分すると仕事に問題が出るくらいミスが多くなるということですか」と町会長。

「僕自身は、何か新しいことをするときには、どういう問題が起こるか熟慮してから始めるという習慣が幼児期からあるので、問題はそれほど大きくないのですが、息子が問題なのです。息子が母親の体質を受け継いでいて、体が柔らかいため、僕の動体視力に連動して、同じように動体視力が上がり、常に動体視力が僕より高いため、ミスはどうしても多くなります。」

「強い陰の茶道具を処分すると息子さんの仕事に問題が出てくる可能性が高いのですね」と町会長。

「僕が物事を熟慮してから行うのは、2歳の時の肺炎の高熱で体が固まってしまい、熟慮してから順番にやらないと、何もできなかったためです。今でも、箸の使い方を一生懸命考えたのを思い出すほどです。小学生の頃は、外界の世界と思考の世界があるという認識でした。思考の世界に入っているときは、他人が見るとぼーっとしているように見えるようで、年下のいとこが家で僕のまねをすると叔母さんが言っていました。ですから、僕を基準に考えると、息子の生活が破たんしてしまう可能性が高いのです。」

「しかし、肥田式強健術の創始者の肥田春充は、文武両道だったということでしたよね」と町会長。

「おっしゃる通りです。ウィキペディアには、『肥田式強健術の創始者、思想家、著述家、体育家、哲学者などとして活躍』と書いてあります。しかし、『2度死の宣告を受けるほどの虚弱児であった』とも書いてあります。熟慮しないと何もできない時期があったに違いありません。食事に関する頁を読んだだけでも、ここまで考えていたのかと感心する点が2、3ありました。息子は、医者に行かなければならないような病気は一度もしたことがありません。」

「それでは、残った陰の茶道具を処分して、黒々ふさふさを目指すのは難しいということですか」と町会長。

2019/10/24