「先ほど話したように、オーストラリアは日本の21倍もある大きな国なので、季候も場所によって異なるのですが、3月から7月にかけて気温が低下していくということにおいては、同じです。」

「先ほどの話では、気温が30℃近くになると、脳の機能が低下するということでしたね」と町会長。

「おっしゃる通りです。それより低い温度になったときの脳の機能低下については、明確ではありません。」

「東京とシドニーの温度は、どちらが高いのですか」と町会長。

「ウィキペディアによると、シドニーは1月の平均最高気温が25.9℃、4月の平均最高気温が22.4℃、7月の平均最高気温が16.3℃です。Time-j.netによれば、東京は1月の平均最高気温が9.6℃、4月の平均最高気温が19.0℃、7月の平均最高気温が29.2℃です。」

「シドニーは1月の平均最高気温が25.9℃で、東京は7月の平均最高気温が29.2℃なのですね」と町会長。

「実は、シドニーが一番暑い月が1月なのですが、東京が一番暑い月は8月で、平均最高気温は30.8℃です。」

「シドニーは日本と比べると、季候が温和なのですね」と町会長。

「おっしゃる通りです。」

「シドニーは、平均気温が30℃を超えるような月はないですか」と町会長。

「シドニー郊外の内陸にあるペンリスでは、1月の平均最高気温はシドニーより4度も高い30.8℃です。また、オーストラリア全体としては、12月、1月、2月に30℃を超えるところはたくさんあります。」

「それでは、1月、2月に最高気温が30℃を越えたために、脳が機能低下した人がいた可能性があるということですか」と町会長。

「おっしゃる通りです。」

「3月と4月は、どうなのでしょうか。4月になっても、ケアンズやダーウインのように最高気温が30℃を超えるところもありますが、30℃を超えないところの方が多いですね。」

「ケアンズやダーウインのようなところでも、平均気温は1月や2月より、3月や4月の方が気温は低いのですか」と町会長。

「おっしゃる通りです。」

「これは難しいですね。感染者数のグラフが終息に向かうように見えるのは、気温が30℃以下になったので、脳の機能が上がったためだと言うのは無理があるのではないでしょうか」と町会長。

「僕も、最初は、そう考えたのですが、個人的には気温が上がると頭が回らなくなるのは事実だし、気温が脳の機能に影響を与えないとすると、オーストラリアのグラフを説明する方法がないので、思い切り、頭を捻ってみました。」

「小脳の機能が思い切り低下しているのでしたね」と町会長。

「おっしゃる通りです。毎日200問詰碁をするようになってから、ほんの少し、良くなっています。」

「もしかして、オーストラリアのグラフを説明する方法を思いついたのですか」と町会長。

2020/5/4