「親子の経絡の連動性による脳の機能低下は、常識では考えられないほど大きいのですか」と町会長

「おっしゃる通りです。脳の機能低下は、本人が自覚できないように進化しているので、気がつかない人が多いのですが、どのくらいの速さで機能低下しているのか確認する方法はあります。」

「脳の機能低下のスピードを確認する方法があるのですか」と町会長。

「おっしゃる通りです。小学生のときの夏休みの長さと中学生のときの夏休みの長さを比べて見れば、脳の機能低下のスピードが分かります。」

「小学生のときの夏休みの長さと中学生のときの夏休みの長さは、同じではないのですか」と町会長。

「都道府県による違いはあるのですが、同一地域では小学生のときの夏休みの長さと中学生のときの夏休みの長さは同じです。しかし、小学生のときの夏休みは、とても長かったように感じたのに、中学生のときの夏休みは、あっという間に終わってしまったのではありませんか。」

「おっしゃる通りです。年を取るにしたがって時間の経つのが早くなります。年を取ると時間が等比級数的に早くなるようで、今では1年があっという間に過ぎてしまいます。」

「年を取ると1年が速く過ぎるように感じるのは、脳が機能低下をし続けるためです。」

「脳が機能低下をすると、時間の経つのが速くなるのですか」と町会長。

「おっしゃる通りです。実際、小脳が少し緩むようになって、時間の経つのがわずかながら遅くなっています。例えば、文章を書くのも早くなっていますし、他の仕事をするのも早くなっているので、小脳が緩む前とは違って、1日に多くのことができるようになっています。」

「なるほど。小脳が緩んで脳の機能が上がると、1日が充実したものになるのですか」と町会長。

「おっしゃる通りです。」

「しかし、年をとっても若い頃からやっている仕事は、それほど遅くなってはいませんが」と町会長。

「そうなんですよ。若い頃からやっていることは、脳内にプログラミングで使うサブルーチンのようなものができていて、高速で処理することができるようになっているので、若い人と比べて遅いと感じることは少ないと思います。そのため、脳の機能低下に気がつかない人が多いのです。」

「なるほど。確かに、今までやっていないことをやろうとすると、抵抗があってできなかったり、驚くほど時間がかかることがありますね」と町会長。

「おっしゃる通りです。時間が経つのが速くなるのは、脳が情報を処理する速度が遅くなるためです。分かりやすく説明すると、踏切の近くで特急が通り過ぎるのを見ると、とても速く見えますが、通勤電車に乘っているときに、特急に追い抜かれても、速くは見えません。同じように、脳の処理速度が遅ければ、物事が早く過ぎ去ってしまうように感じますが、子供のように脳の処理速度が速ければ、物事がゆっくり過ぎていくように感じるのです。」

「なるほど。時間の経つスピードは誰も同じだから、速く時間が経つように感じるかどうかは、脳の問題なのですね」と町会長。

「おっしゃる通りです。」
 
「それでは、小学生の方が中学生より頭がいいのですか」と町会長。

「頭がいいということが何を意味するのかによります。」

「勉強ができて、成績がいい子供が頭がいいのではありませんか」と町会長。

「そういう意味では、脳が生物学的に成長し、より多くの知識を身につけている中学生の方が頭がいいということになると思います。」

「それでは、小学生の脳は、どこが優れているのですか」と町会長。

2020/6/26