「ウイルスを作ったり、猿を使って感染実験をするには、P3とかP4という実験室が必要なのですね」と町会長。

「SARSr-CoVから遺伝子操作でSARS-CoV2を作って実験するには、P4の実験室が必要なのですが、現在は、P4ではなく、BSL-4と呼ばれています。」

「なるほど。いずれにしても4のレベルでなければ、SARS-CoV2を作る実験はできないのですね」と町会長。

「おっしゃる通りです。BSL-4はbiosafety level-4の略なのですが、生死にかかわる重篤な事態となり、人から人へ感染し、治療法や予防法が確立されていない病原体の実験に使われます。」

「なるほど。BSL-4のレベルなら生物兵器を開発する実験に使えるということですね」と町会長。

「おっしゃる通りです。」

「それでは、BSL-4の実験室があれば、SARSr-CoVから遺伝子操作でSARS-CoV2を作って実験することができるのですね」と町会長。

「おっしゃる通りです。」

「BSL-4の実験室がある国は、何カ国ぐらいあるのですか」と町会長。

「長崎大学の『世界のBSL-4施設』には、『既に24ヵ国・地域で、59ヵ所以上にBSL-4施設は設置されています』と書かれています。」

「それでは、中国もSARSr-CoVをベースにして、理論的に感染性や致死性が高いと推定されるウイルスを作り、猿を使って、実際の症状を研究していた可能性が高いということになりますね」と町会長。

「おっしゃる通りです。世界の頂点に立つという野望がある中国にとって、バイオ兵器の開発で米国に大きく引き離されているという事態は、早急に解消しなければならない問題なはずです。」

「中国は、世界の頂点に立とうとしているのですか」と町会長。

「おっしゃる通りです。歴史は、GNPが最も大きな国が最強の軍事力を持つことを示しています。中国と米国の経済成長率の差が続けば、近い将来、中国のGNPが米国のGNPより大きくなり、中国の軍事力が世界最強になります。」

「米国も中国も、そのことについては百も承知しているということですか。」と町会長。

「おっしゃる通りです。米国が、中国の野望を打ち砕くには、中国の経済成長率を米国の経済成長率より低くしなければなりません。」

「それでは、米国と中国の貿易摩擦はトランプ政権になってから始まったということではないのですね」と町会長。

「おっしゃる通りです。僕は、トランプ大統領が選出された選挙戦の報道を興味深く読んでいたのですが、ヒラリー・クリントンが優勢だという報道に違和感を感じていました。」

「違和感を感じると言いますと?」と町会長。

「選挙戦の記事を読んでいると、ヒラリー・クリントンが優勢だと書かれているのですが、ドナルド・トランプが追いつきそうな感じは伝わってくるのです。しかし、常識的に考えて、そんなことはあり得ないという雰囲気も伝わってくるのです。」

「なるほど。そういう状態では、ヒラリー・クリントン陣営は油断しがちになり、ドナルド・トランプ陣営や応援者は、もうちょっと頑張ろうということになりますね」と町会長。

「そうなんですよ。」

2020/7/7