「2018年4月10日のNewsweekに『脳神経細胞、年齢に関係なく増え続けることが判明』と言う記事があります。」

「脳神経細胞は、年齢に関係なく増え続けるのですか」と町会長。

「おっしゃる通りです。」

「昔は、脳細胞は減って行くだけで、増えることはないと言われていましたが、事実ではなかったのですね」と町会長。

「おっしゃる通りです。米コロンビア大学の研究で、脳神経細胞は年齢を重ねても新しく生まれると突き止められたそうです。」

「どうやって突き止めたのですか」と町会長。

「コロンビア大学で神経生物学を教えるモーラ・ボルドリーニ准教授のチームが、生前健康だったが事故で突然亡くなった14~79歳の28人の海馬(記憶や学習を司る脳の部分)を検視したのだそうです。」

「79歳の人も入っていたのですか」と町会長。

「おっしゃる通りです。検視の結果、『私たちが調べた最年少の人と最高齢の人のいずれにおいても、ニューロン前駆細胞(のちにニューロンになる細胞)や、まだ成長途中のニューロンが何千個と見つかった』ということです。」

「人間は年齢にかかわらず生涯ずっと脳の神経細胞を増やしているということですか」と町会長。

「おっしゃる通りです。しかし、年齢による違いもあったそうです。」

「やはり、高齢者には、何か問題があるのですね」と町会長。

「そうなんですよ。コロンビア大学の研究によると、『ただし、年齢で違いが見られた部分もあった。血管の数や神経同士のつながりが、年齢が高い方が少なかったのだ。つまり、脳は年齢にかかわりなく新しいニューロンを作ることができるが、ニューロン同士で新しいつながりを作る力や酸素を運ぶ能力は衰えるということだ。そしてこれが、歳とともに認知力などが衰える理由だと考えられる』ということです。」

「やはり、高齢者には問題があるのですね」と町会長。

「高齢者に問題があるのは、経絡によって脳の可動性が低下しているためです。脳が年齢にかかわりなく新しいニューロンを作ることができるのであれば、何百年も生きられる可能性があります。」

2020/8/26