「他の人は、どうやっているのか分かりませんが、僕の場合は、気を同期させると患者に問題がある所と同じところに問題を感じます。その点を緩めると患者も同じ所が緩むので治療ができます。」

「遠隔治療のような、治療したことが目で確認できないような治療に、お金を払う人っているんですか」と町会長。

「ウェブで調べたことがあるのですが、一回500円から5000円くらいでやっている人がいます。僕の場合は、治療を止めようとしたとき、どうしても治療を続けたいと言う人がいるかもしれないので、それまでやっていた経絡気功治療を止めて、1回2万円でやったことがあります。誰も治療を受けないと思ったのですが、驚いたことに治療を受けた方が数人いました。アメリカのコーネル大学という東大よりだいぶ世界ランキングが上の大学を出た方が、僕が書いた英語の論文を読んでいたため、10年近く続けました。もう一人記憶に残っているのは、日本語が話せる華僑の方で、いつでも治療が受けられるように、先払いで茶封筒に10万円入れて送って来て、使い切るとまた茶封筒でお金を送って来ました。遠隔治療は、地球の裏側にいてもできるので、僕に匹敵できるレベル中国人の治療家はいないのかと思いましたね。遠隔治療に自信を持ったのは、この人のおかげです。」

「驚きました。遠隔治療って本当にできるんですね」と町会長。

「遠隔治療を信じる人なんて滅多にいませんよ。僕だって50過ぎてできるようになるまでは、信じていませんでしたから。話が脱線してしまいましたが、陰の本を持っていると膀胱系と肺経が虚すと言うところまで話したところでしたよね。」

「ええ、そこまで伺いましたが、なぜ陰の本を持っていると膀胱系と肺経が虚すのですか」と町会長は鋭い質問をして来た。

2019/10/5