「LEDライトは10メートル以上離れていても、最初は効いていました。ところが西側に来るうり坊がLEDライトの後ろから侵入して、光の方向に進めば何でもないことを発見したようなのです。それでLEDライトの後ろから侵入できないように2メートルほど後ろに設置しなおし、侵入したところに超音波害獣撃退器を設置しました。」

「それでは、西側では東側より早く、LEDライトがあるのに荒らされるようになったのですか」と町会長。

「おっしゃる通りです。そして、冬になってから初めて東側でうり坊の声を聴いたのですが、その後夜間に茶ノ木の裏に来るようになりました。」

「ウリボウが父猪を指導したとお考えなのですか」と町会長。

「実際のところは、うり坊に聞いてみないと分からないのですが、そういう可能性もあるかなというところです。」

「しかし、家の東側にLEDライトがあるので、このライトの後ろに回り込まないとライトを正面からを浴びずに茶ノ木の後ろには行くことはできませんが、どう考えても線的な行動をする猪には不可能ですよね」と町会長。

「おっしゃる通りです。しかし、うり坊がLEDライトの後ろから侵入して、光の方向に進めば何でもないことを発見してから、だいぶ経つので、目をつぶって進めば、正面からでも侵入できることに気がついたという可能性はあります。」

「なるほど。猪は鼻が利くから一度通ったところは、目をつぶっても歩けるということですか」と町会長。

「おっしゃる通りです。」

「それでハイゴケがやられてしまったのですね」と町会長。

「そういう可能性もあると思っています。ハイゴケの東側には猫用の超音波撃退器があったのですが、何もなかった西側に1メートル近い線を2本つけられてしまいました。」

「茶ノ木の向こう側も荒らされたのですか」と町会長。

「このときは茶ノ木の向こう側ではなく、茶ノ木のこっち側の根元を北から南に一直線に結ぶように荒しています。」

「なるほど。それだとライトを背にして荒らすことができますね」と町会長。

「おっしゃる通りです。イノシシは学習能力が高いですね。」

「それで、どういう対策をしたのですか」と町会長。

2019/12/16