「台湾と軍事同盟を結んでいる以上、中国の進攻から台湾を守るのは、米国の義務です。」

「他に方法がなければ、仕方がないということなのですか」と町会長。

「おっしゃる通りです。キリスト教徒は、最終戦争がいつかは来ると思っているので、核戦争が起こるのは避けられないと思っている人が多いと思います。」

「『最終戦争』と言いますと?」と町会長。

「ウィキペディアの『ハルマゲドン』には、『ハルマゲドン(日本語では最終戦争)とは、アブラハムの宗教における、世界の終末における最終的な決戦の地。ヘブライ語で「メギドの丘」を意味すると考えられている。世界の終末的な善と悪の戦争や世界の破滅そのものを指す』と記載されています。」

「『アブラハムの宗教』と言いますと?」と町会長。

「ウィキペディアの『アブラハムの宗教』には、『アブラハムの宗教とは、聖書の預言者アブラハムの神を受け継ぐと称するユダヤ教、キリスト教、イスラム教(イスラーム)の三宗教』と記載されています。」

「ユダヤ教、キリスト教、イスラム教を信じる人は、最終戦争が起こると思っているのですか」と町会長。

「ウィキペディアの『アブラハムの宗教』に、『キリスト教とユダヤ教は少なくとも旧約聖書の部分では世界観を共有しているが、イスラームの世界観はそれらとは独立して存在している』と記載されているように、最終戦争がいつかは来ると思っているのは、ユダヤ教徒とキリスト教徒だけで、世界観の違うイスラム教徒は、最終戦争が避けられないとは思っていないはずです。」

「それでは、ユダヤ教徒とキリスト教徒は、核戦争を恐れていないということですか」と町会長。

「おっしゃる通りです。いつか、必ず、核戦争をすることになると信じている人が多いと思います。」

「『ユダヤ教徒とキリスト教徒は、核戦争を恐れていない』ということが、『頭がおかしいと思われた方が、トランプ大統領には都合がいい』ということと、どう関連しているのですか」と町会長。

「世界の秩序を守るためには、核戦争は避けられないと考えているものの、核戦争で多くの中国人が亡くなった場合、世界中の人々からの非難されるのは避けられないと考えているのだと思います。そのため、トランプ大統領は、核戦争を起こしたのは米国ではなく、頭がおかしいトランプ大統領だと思われたいのだと推定しています。」

「それでは、トランプ大統領は、愛国心で、頭がおかしいふりをしているということですか」と町会長。

「おっしゃる通りです。」

「それでは、バイデン元大統領が当選したので、核戦争が起こる可能性はなくなったのですね」と町会長。

「正直のところ、トランプ大統領が当選することになれば、核戦争で死ぬ可能性があると思っていたのですが、これで少し心の余裕ができました。」

「中国が台湾に進攻したとき、バイデン大統領であれば、核戦争を起こすことはないということですか」と町会長。

「残念ながら、バイデン大統領もキリスト教徒です。副大統領までした人ですから、中国との軍事バランスが逆転すれば、何が起こるか理解しています。中国が台湾に進攻するようなことになれば、核戦争のボタンを押す可能性は高いと推定しています。」

2020/11/17