第三十六話 進化論36 経絡と陰陽 -人は経絡と陰陽で自ら死ぬ34 腎の治療24 人が若返らない理由17 経絡的進化13 テロメア9-


「テロメアの最高権威者で、高齢者のブラックバーンが『年を取ると免疫細胞のテロメアが弱って、ガンとの戦いに勝てなくなる』と思っているのであれば、テロメアを回復させて若返る方法はないと思います。」

「渡辺さんの若返りは、強い陰の本を大量に焼却したり、信長が持っていたような強い陰の茶器を割ったとき、起こったのですよね」と町会長。

「確かに、二度目の若返りの時には、近所の奥さんも驚いたようですが、元々、普通の人より、ひいき目に見ても10歳ぐらいは老けていたので、二回若返ったと言っても、同い年で同じくらいに見える人はいます。特に、頭頂部から前頭部にかけては、ロシアのプーチン大統領に負けているような状態ですから、若返ったと言うのは、はばかられる状態です。」

「そういう状態になるのは、毛髪のテロメアが短くなってしまったということですか」と町会長。

「ブラックバーンは、うつ病患者の海馬の細胞のテロメアは短くなっているが、他の脳細胞のテロメアは短くなっていないと言っているので、頭頂部から前頭部にかけての毛髪の毛包幹細胞と色素幹細胞のテロメアが部分的に短くなっていても不思議はありません。」

「テロメアが短くなってしまっているとすれば、一見若返ったように見えながらも、本質的な若返りではなく、見かけだけの若返りかもしれないのですね」と町会長。

「おっしゃる通りです。祖父も父も50代くらいから頭が薄くなり、70歳くらいで亡くなっていますから、若返ったとは言え、いつ死ぬか分からないとは思っています。」

「どう見ても、2,3年で死ぬようには見えませんが」と町会長。

「そう言っていただくと気休めにはなるのですが、2年ほど前にもアトピーで死にそうになって、息子に死んだ後のことを指示したばかりなんですよ。」

「アトピーで死ぬなんてことがあるのですか」と町会長。

2019/10/18