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英文日記検定試験

この検定試験は、アメリカ人が話す日常会話を聞き取るのに必要な高校レベル(3000語レベル)の英語で日記を書く能力があるかどうかを検定します。

検定試験の問題はすべて「エリカの日記」の学習コースから出題されます。このコースでは、大学生のエリカが日記に書いた、ショッピング、エコバッグ、テレビの大食いコンテスト番組、ゴミの問題、スポーツ、HIV検査など、日常会話で話題となるような50のトピックを学習します。

このコースは、TOEICで高得点を取り、英会話の上級クラスに入ったが、実際には英語が聞こえなくて、聞こえている振りをして苦しんでいる方にもお勧めです。上級クラスに入る人は3000語ぐらいのボキャブラリーは持っていますが、3000語が聞こえるようになっても、自分が英作文できないような文型で話されると、言っていることがよく分からず、聞こえる単語から意味を推測するしかありません。

TOEICで900点以上の高得点を取って株式会社渡辺米会話研究所の経営する英会話スクールに入学した人の中に英作文ができない人が少なからずいることが判明しています。この人達の中に、リスニングが満点だったため通っていたジオスという英会話スクールでTOEICを教えたことのあるサンペイさんという商社マンがいました。ところが、弊社の経営する英会話スクールの入学時にヒアリンングの能力をテストしたところ、中学生レベルのストーリーが聞こえず、簡単な質問にも答えることができませんでした。

この方は、3000語を超えるボキャブラリーがあったため、TOEICのリスニングの過去問をCDで丸暗記できたようです。しかし、一つの英文を、一つの英単語のように丸暗記したため、全く応用が利かず、中学レベルの応答さえ、満足にできなかったのです。この事実は、「英単語が全部聞こえても、英作文できないことは聞こえない」ということを明確にしました。

例えば、"a"や"the"、"in"、"at"などが英作文で使い分けのできない人は、何年CDを聞いても、こんな簡単な単語さえ聞き取ることができません。人によっては、「重箱の隅をつつくようなこと」と初めから無視してしまう方もいるようです。しかし、日本語を考えてみてください。「僕が食べました。」と「僕は食べました。」の違いは、外国人にとっては些細な違いかも知れませんが、日本人に取っては大きな違いです。英会話における"a"と"the"の違いは、日本語の「が」と「は」の違いより、はるかに大きな問題を引き起こします。

TOEICで高得点を取り、英会話の上級クラスで英語が聞こえている振りをしている方は、一度挑戦してみてください。日常会話が聞きとれない原因の一つが明確になるはずです。

「エリカの日記」の原文は、アメリカの短大を4年かけて卒業し、アメリカ人と結婚して、幼稚園に行く子供のいる28歳の女性が書いたものを、毎日ウィークリーにコラムを持つティム・ヤング氏が校正したものです。ヤング氏が訂正したものを読み、自分の意と異なるところを彼女が書き直し、また、ヤング氏が校正するということを繰り返して、作り上げました。できあがったものを読んでみると、この女性の感性が優れていたためか、アメリカ人の一流のライターが書いたような出来映えで、読み物としても面白いものになっています。