shall

・アメリカ英語では"shall"は、堅苦しい表現なため、滅多に使われない。20世紀の半ば以降に生まれた人が"shall"を使うのは、聖書の一節を引用するときぐらいである。
・"Shall we dance?"は日本人なら誰もが知っている表現だが、アメリカ人にとっては舞踏会があった古き良き時代を連想させる表現である。
・アメリカ人が"Do you want me to open the window?"と言うところを、日本人が"Shall I open the window?"と言ったとき、強い違和感を感じるかというと、そんなことはない。極めてフォーマルな言い方なので、インフォーマルなアメリカ人は普通使わないだけである。外国人が言うのであれば、許容される範囲に入っている。
・しかし、現在においても"shall"は、法律文書や技術仕様書で使われることがある。
・法律文書においては、契約上の義務を表すときなどに"shall"が使われることがあるが、曖昧さを避けるため、"shall"を使わないものが一般的になりつつある。
・技術仕様書では、IEC (International Electrotechnical Commission)やASTM (American Society for Testing and Materials)、IEEE (Institute of Electrical and Electronics Engineers)が、システムなど必要条件を示すのに"shall"の使用を義務づけているため、使用率が低下するとは思われない。

【例】
・Taxes shall be levied according to ability to pay.
・This lease shall commence on April 1.
・Requirements for the current release shall be specified as completely and as thoroughly as is known at the time.

shallの関連項目